いざ、総合病院デビュー
近所の婦人科での妊娠確認OKを頂いてから二週間後、ついに総合病院デビューの日を迎えました。
今日から出産まで約半年間通うことになりますが、「初めて」は誰でも緊張するもの。
これまで大きな病気にかかったこともなく、何となく近寄り難いイメージを持っていたので、総合病院は避けていましたが、人生初の総合病院デビューということで、緊張していました。
記念すべきデビュー日ということで、パパも一緒に来てくれました。
この日も朝から悪阻が酷かったので、自宅からタクシーで10分くらいで病院に向かいます。
総合受付→産婦人科受付へ
病院到着後、ロビーの広さや装飾のゴージャスさに感動しました。中央にはグランドピアノが設置されており、まるで外資系ホテルのロビーを思わせるインテリアです。絵画も至るところに飾ってあり、出産前後の入院生活もきっと楽しめるな〜と期待が膨らみます。
山王病院公式サイトより引用
総合窓口に向かい、初診扱いになることから、患者基本情報を複数の書類に記入し、診察カードを発行します。(所要時間:15分くらい)
発行した診察カードと予約票を持参し、次は3Fにある産婦人科窓口へ向かいます。
この時、3Fの待合室には他の妊婦さんもいましたが、お腹が大きい方が大半で、自分も数ヶ月後?同じ経験をするのか〜と感じた記憶があります。
3F産婦人科窓口で、先ほどの診察カード・予約票に加え、母子手帳と区役所で頂いた妊婦健康診査受診票(14枚のうち1枚)、子宮頸がん検査票(1枚)を記入し、提示します。(所要時間:15分くらい)
提示後、採血室で採血が必要になるため、そのまま私だけ2Fの検査室に行くことに。
初回妊婦健診の検査内容
山王病院で受けた初回妊婦健診項目は次の5つでした。(所要時間:30分くらい)
- 問診
- 血圧測定
- 血液型検査(ABO、Rh)、不規則抗体、貧血、血糖、梅毒(梅毒血清反応)、B型肝炎(HBs抗原)、C型肝炎、風疹(風疹抗体価)、HIV抗体
- 子宮頸がん検診
- クラミジア検査
3番目の項目は、採血で判明するものですが、毎年会社で受ける健康診断の倍の本数:6本も採血が必要とは思いませんでした(笑)
元々、子供の頃から注射針が苦手のため、採血室に行く前から震えが止まりませんでしたが、お腹の赤ちゃんのためにも覚悟を決め、採血に挑みます。
今となっては笑える話ですが、パパ曰く、採血後の私はこの世の終わりのような顔をしていたそうです。
全ての検査完了後、3Fの産婦人科待合室に戻り、パパと産婦人科医との顔合わせを待ちます。(所要時間:40分くらい)
初回妊婦健診且つ年末が近い時期ということもあり、待ち時間は想像より長いと感じました。
加えて、この当時は妊娠8週と悪阻のピークと時期が重なっていたこともあり、待っている間に頻繁にトイレに駆け込んで吐く・エチケット袋がないと不安になるなど、待つというシンプルな行為すら苦しいと感じていました。
担当産婦人科医との顔合わせ
いよいよ、これからのお産に向けて伴走して下さる産婦人科医との顔合わせの時間がやってきました。パパも少し緊張しています。
とても優しく、説明が丁寧な女医さんでした。
事前に、自宅近くの婦人科で病院への紹介状を記入いただいていたこともあり、問診はスムーズに行われました。
赤ちゃんの様子や現在の体調を確認いただき、悪阻を軽減するための処方箋(漢方)や生活アドバイスをいただきます。(所要時間:30分)
当時は悪阻の症状がしんどく、意識が朦朧としていましたが、「この先生と一緒なら、人生最大のイベント:出産も頑張れそうだな」と自然に感じられました。
最後に次回妊婦健診の予約を行い、診察室を後にします。(次回は二週間後)
処方薬の受取、お会計
1Fの総合窓口に戻り、処方薬の受取と会計を待ちます。
総合病院ということもあり、産婦人科以外の患者さんも多数いるため、待合室は大混雑でした。
いよいよ立ち上がるのも苦しい状態だったため、処方薬受け取り待ち時間を見ただけで卒倒しかけましたが、パパが機転を効かせて看護師さんにお願いし、スムーズにお薬を受け取ることができました。
肝心のお会計ですが、私が検査の間に、パパが「医療費あと払いサービス」にスマホで登録してくれたおかげで、時間が一切かかりませんでした。こういう、ちょっとした気遣いができるパートナーに出会えたことに改めて感謝の気持ちしかありません。
一度登録しておくと、次回以降も利用可能&会計を待たずに即自宅帰ることができるので、大変便利なサービスだと思います。
会計を待たずに帰れる医療費あと払いサービス「待たずにラク~だ」
当院では、2024年5月20日より医療費支払いにおいて、会計計算を待たずに帰れる医療費あと払いサービス「待たずにラク~だ」の運用を開始します。
なお、希望される患者様は、薬の後日郵送サービス(有料)をご利用いただけます(手数料3,300円 + 着払い料金 をご負担いただきます。医療費あと払いシステムをご利用される患者様に限ります)。山王病院公式サイト「医療費あと払いサービス」より引用
初回妊婦健診にかかったトータル所要時間、金額
そんなこんなで人生で初めての総合病院デビュー、妊婦健診デビューを無事に終えられました。
トータルの所要時間は約2時間半、総額は26,810円でした。
概ね予想通りの金額感でしたが、赤ちゃんを産むまでにお金がかかるというのは事実だな〜と思いました。
とはいえ、ここから出産までの半年間お世話になる病院になりますし、病院スタッフの皆さんの対応もとても丁寧だったので、次回の健診も頑張ろう!と前向きな気持ちになりました。