再び、山王病院へ
山王病院での初回妊婦健診からぴったり2週間後、2回目妊婦健診に向かいます。
この日も朝から悪阻が酷いため、メトロではなくタクシーで病院に向かいます。年末という時期柄か、病院内は初回妊婦健診以上に大混雑でした。
2回目妊婦健診内容
山王病院で受けた2回目妊婦健診項目は次の3つでした。(所要時間:30分)
- 問診
- 初回妊婦健診結果の確認(※下記検査結果詳細の説明、注意事項を聞く)
- 血液型検査(ABO、Rh)、不規則抗体、貧血、血糖、梅毒(梅毒血清反応)、B型肝炎(HBs抗原)、C型肝炎、風疹(風疹抗体価)、HIV抗体
- 子宮頸がん検診
- クラミジア検査
- 腹部エコー
診察室に入室後、担当産婦人科医から直近の体調についてお答えし、そのまま腹部エコーで赤ちゃんの様子を確認いただきます。悪阻で飲食もままならない状態だっため、子宮内で無事に生きているか心配でしたが、赤ちゃんは順調に成長中とのお言葉をいただき、パパとホッとしました。
なお、初回妊婦健診結果は全ての項目で「異常なし」でした!
妊娠前からそれなりに食事管理や運動、感染症対策には気をつけていましたが、その甲斐あったなと感じました。
トキソプラズマ症に注意しよう
唯一、産婦人科医から今後の注意事項として教えていただいたものがあります。
それは、「外コンママOLさんはトキソプラズマ抗体がないため、生肉の摂取や猫との触れ合いにはこれまで以上に注意するように」という注意事項。
そんなトキソプラズマ症について調べたところ、妊婦にとって恐ろしい感染症の1つでした。。。
およそ8割の人は無症状と記載されていますが、残りの2割に自分が入るリスクは少しでも避けたいものです。
「トキソプラズマ症」は、トキソプラズマという寄生虫がヒトの体内に入ることで感染をします。加熱不十分の豚や鶏、牛、鹿の肉や、猫の排せつ物にトキソプラズマは寄生している可能性があります。加熱不十分のこれらの肉を食べたり、猫の排せつ物に触れたりすることで発症することがあります。ただし、ヒトからヒトに感染することはありません。
トキソプラズマ症に感染しても、健康な人であれば8割の人は無症状だといわれています。症状が出ても、首のリンパの腫れや、発熱、筋肉痛、全身の倦怠感がある程度で、健康な成人であれば、重症化の心配はありません。
先天性トキソプラズマ症を発症した赤ちゃんは、目や脳、肝機能に障害が生じることがあります。また、重症化すると流産や死産を引き起こす場合もあります。
ライオン歯科衛生研究所サイトより引用
なお、妊娠中は肉類を無性に食べたい欲に駆られましたが、生肉類(生ハム、ユッケ、ローストビーフ、レアorミディアムレアステーキ等)は避けるよう、外食時は特に徹底していました。
少しでも生肉類がサラダにトッピングされていたら、アウトです笑
補足ですが、既に猫を飼っている妊婦の方は抗体を持っている方が多いため、あまり心配しなくて良いかと思います。(私は人生で猫と触れ合った経験が数回しかないため、より抗体を持ちにくい体質だったのかな、と思います。)
2回目妊婦健診にかかったトータル所要時間、金額
2回目妊婦健診トータルの所要時間は約1時間半、総額は2,000円でした。
診察自体は30分でしたが、年末年始という時期柄、かなり待ち時間が長かったです。
ただ、私もパパも年末年始休暇中だったということもあり、年末年始をどう過ごすか、おしゃべりに花を咲かせていたため、そこまで苦痛ではなかったです。
もし一人で妊婦健診に行く場合は、待ち時間に時間を潰せるように育児本や雑誌を持ち込もうと思います。